かなり気合を入れて取り組んだシリーズ。
陶器のためのイラストが先でその後、「祭り歌」のために同じ雰囲気の絵を描いた。
これはとても綺麗に出来て、人気の商品だった。
期待に応えて2003年に再販!
再販の時は、カーテンやお盆なんかも作った。お盆はイマイチ人気なかったなー。
やっぱりイラストが、陶器という素材に合っていたんだろう。

このシリーズは、タシルの街がテーマ。 古いヨーロッパの小さな町を髣髴とさせる、連なる屋根や時計塔。
アパートの窓からはダヤンが顔を出し、まるで物語の世界に自分も迷い込んでいくような、
不思議に懐かしい風景になりました。
カップ類のイラストは、そっくりだけどよーく見ると後ろの路地が変わっていく。
青を主体に描いたので、幻想的な雰囲気になり、社内でもたいそう人気がありました。

※↑↓再販の時にマグの形状が変わり、描き直しました。

 

*各イラストをクリックすると拡大画像がご覧いただけます。


「わちふぃーるどの祭り詩」のために描かれた絵。

  ベルヒトクパロ(春の夜祭り)

   耳が光って 木の詩を聴く
   長い耳に 森の詩が聴こえる
   ベルヒトクパロの 長い耳の夜
   ザイザザカザカ ザカザカザイザイ
   海からシギがやってくる
   春告げ鳥が 飛んでくる

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