プロローグ
*ちょこっと秘話! by 池田先生
最後のシーンは浮かんだけれど、出だしをどうしようかな?
出だしって大事なの。正しい扉を開ければ、その後もすんすん道ができるから。
でね、「トリポカの謎」をなんとなくめくってたら、
オットーさんが「時の扉を開ける鍵」を
ポケットに入れてるじゃない。
これだ!と思ったわね。
それで、どしどし進めていったら、なんとそれが「ヨールカの扉」になってるじゃない。
いつの間にか・・
なんか書いてて鳥肌が立っちゃうくらいだった。
だって決められてたみたいなんだもん。文字まで昔からロシア語で彫りこんであったの。
あと、書いててわくわくしたのは、バニラとキマイラ。
何気なくバニラが言った「キマイラがあたしの守護神」そしてキマイラも悟るの。
自分はバニラの守護神だって。こういうのは、書いてると出てくるもので、うれしいのよね。
この巻でもう一度もうひとりのジタンが出てくる。
結局ジタンの中にはふたりのジタンがいるってこと。
タイムトラベルものとして読むには、私、もうとっくに
オキテヤブリしてるから、
これからもどうなるか分からないわ。
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